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図工や美術の授業は好きでしたか?
絵を描くのが好きだったり、仕事で絵を描いたりしなければ、
多くの人が学校を卒業してから絵を描くことは、ほとんどないと思います。
絵を描くことにはどんな効果があるのでしょうか。
★絵を描いてリラックス
「右脳」と「左脳」で働きが違うということは、
おそらく聞いたことがあるかと思います。
「左脳」は計算や理論、人付き合いの駆け引きなど。
「右脳」は感覚や情緒・ひらめきなどをそれぞれ担当しています。
日常では社会生活を営むために様々な計算や理論を使って行動します。
常に左脳を酷使している状態と言えます。
そのため、脳が疲れている・脳にストレスが溜まっている状態になりやすいのです。
疲れた・・・と感じる状態ですね。
右脳はどうでしょうか?
基本的に心地良い・楽しいと感じる部分を担当しているので、
好きなことをしているとき、お風呂でゆっくりしているとき、
美味しいものを食べているときなどに良く働きます。
つまり、右脳が働いているときは、
リラックスしやすい状態であると言えます。
そして、右脳が働いている間は、左脳を休めることができます。
まったく機能しないわけではないですが、
普段よりずっと休ませることが可能です。
右脳を使ってリラックスすることと、左脳を休ませること。
この二つが「脳の疲れを取る」のに非常に有効な方法となります。
絵を描くことは、「右脳」を使います。
形や色を表現することによって右脳担当の感覚を刺激し、
心地良さを感じさせます。
また、手指を使って作業することによって、
右脳を活性化させ、リラックスすることもできます。
★心の傷を癒す
しっかり生きようとしている人ほど自分の心に規制をかけます。
こうしなければいけないというように、
自分の感覚を閉じ込めている人が多いものです。
言葉にできないモヤモヤしたものをどうやって表現すれば良いのか、
表現の仕方が分からず抑圧してしまえば、更にストレスになります。
絵は、見ているもの、感じるものをダイレクトに表現します。
心に溜まっているものを紙へぶつけます。
もちろん、絵を描くということ自体も効果はありますが、
描いたものを見ることで、自分の感情を客観視できます。
今まで気づかなかった感情の存在に気づき、
それに触れることでその感情が昇華されることもあります。
そして、本来の自分を取り戻していくのです。
≪アートセラピー≫
アートセラピーというものがあります。
絵を描くことはもちろん、粘土や彫刻などの美術関係から、
音楽などの芸術を使ってセラピーを行うものです。
普段言葉で表現できないことを表現できるようにする方法ですが、
トラウマの有無によってはかえって辛くなってしまうこともあります。
心の傷となっているものを表現することにもなりますので、
自分が深い傷を負っていると思ったら、
専門家の元で行ってみてください。
自分の心を解放するには、自由に描くことが大切です。
絵を批評したりしないようにしましょう。
絵を描くことが苦手という方も多いかもしれませんが、
これは幼少期に絵を採点される経験による可能性もあります。
「絵を採点する」という行為が芸術の世界では意味もあるのですが、
ストレス解消やリラックスにおいては批評が手段ではありません。
どれだけ気持ち良く描けるか。
書いたあとどれくらいすっきりできるか・・・が大事です。
絵の出来栄えではなく、自分が何を描こうとしているのか、
何を描いたのかを思いっきり感じてみてください。
きっと埋もれて泣いていた自分に出会えるはずです。
2回目かな?
自分の声に耳を傾けてみてください。
絵を描くことによって心の声に色と形を与えるとき。
より自分の心を理解することができるでしょう。
自分に今何が必要かは、本当は自分が一番知っています。
スケッチブックでもチラシの裏でも何でも良いです。
思いっ切り思ったまま、描いてみよう!_″φ( ̄∇ ̄*) ~♪♪
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