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人間は感情を抑圧するときに、筋肉を緊張させます。
要は、我慢するときですね。
また、感情の抑圧がなくても、身体のゆがみがあれば筋肉は緊張します。
すでに筋肉が緊張していれば、抑圧の限界もあっという間にきてしまいます。
身体のゆがみとは姿勢の悪さに現れます。
姿勢が悪ければ呼吸が浅くなり、
長くなると脳への酸素供給も十分でなくなり、
リラックスとは程遠い状態になります。
疲れているときにイライラしたり怒りっぽくなったり、
悲しくて泣けてきたりするのはこのためです。
筋肉が緊張し過ぎていて、既に疲労しているため、
感情を抑圧できる状態にないのです。
つまり、筋肉を緊張させない姿勢をとれば良いのです。
感情を抑える余裕ができるので、
イライラしたり悲しくなったりすることが減ります。
嫌なことがあってもそれほどストレスを感じなくなります。
★姿勢と筋肉の緊張
姿勢が悪くなるだけで、ネガティブ思考になったりします。
逆に姿勢を治すだけで、ネガティブ思考が改善することもあります。
姿勢は心に大きな影響を与えています。
ただ、良い姿勢を勘違いしている方も多いのではないでしょうか?
背筋をピンとする姿勢は、背中の筋肉が緊張し、脳も緊張します。
本当に姿勢が良いという状態は、筋肉が不自然に緊張しない姿勢です。
緊張しない姿勢をとれば呼吸も深くなり、血流も良くなります。
やがて自律神経も整い、リラックスできるようになるのです。
★良い姿勢をする方法
①立っているとき
・両足に均等に重心をかける。片足に重心をかけない。
・頭が上から糸で引っ張られているような感覚で背筋を伸ばす。
・おへそを引き上げるような感じでお腹に少し力を入れる。
・お尻を引き締める。
②座っているとき
・デスクではPC画面と目との距離を50㎝以上離れるようにする。
・絨毯や畳に座るとき正座、腰に負担がかからない。
・正座だと膝には負担がかかるので、膝下にクッションなどを入れる。
・足を組んだり横に座るときは、ときどき足を組み替える。
③歩いているとき
・肩に力を入れず、手はリズミカルに振る。
・背筋を筋肉が緊張しないように伸ばす。
・足は膝を伸ばして、かかとからつま先へ重心を移動させて歩く。
・同じ手で鞄を持たず、交互に持ったりバランスを考える。
★呼吸から姿勢を整える
本当に良い姿勢というのは、
筋肉が緊張せず、呼吸がしやすい姿勢です。
ということは・・
呼吸がしやすい姿勢を見つければ良いのです。
まずどこかしら力を入れてみてください。
呼吸が止まったり、浅くなったりすると思います。
筋肉が緊張していると自然な呼吸ができなくなるのです。
身体が緊張しない呼吸は、腹式呼吸でしたね?
要は、一番腹式呼吸がしやすい姿勢を探すのです。
背筋を多少丸めた状態から、多少反らせた状態まで、
少しずつ態勢を変えながら、腹式呼吸してみてください。
おそらく、お腹を潰さない、お腹を突き出さない、
ちょうど良い状態が途中でみつかると思います。
やりましたね?
腹式呼吸。出番ですよ!
上半身の位置が見つかったら、そのまま呼吸しながら、
今度は呼吸が楽になる頭の位置を探ります。
前後上下に動かして、深く呼吸ができる場所を探しましょう。
良い姿勢だと前向きになる!
なんてよく言われますが、こんな理由があったんですね。
内側でなく外側から入るのもOKなんだと。
良い姿勢になると周りに与える印象も良くなりそうです。
それで人間関係が改善されたらそれこそ、
ストレス源が一つ減るかもしれませんね。
仕事しなからでも、自分の良い姿勢を探してみてください。
私も微動しながら探索中・・・(((・ω・)))ゴソゴソ
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