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見返りを求めない方法~期待と現実のギャップがストレスになる [ストレスを溜めない考え方④]


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世の中は「give & take」で成り立っています。
仕事をすればお給料がもらえる。
お金を払えば物さサービスがもらえる。
私たちは幼い頃からこの「give & take」を当然のように思い生きてきました。

「とても良くしてあげてるのに、あの人は感謝すらしない。」
「譲ってあげたのに、お辞儀ひとつしない。」
「いつも自分ばかり奢って、奢ってもらったこともない。」
何かしてあげたら当然見返りがあるものと思って生きてきたので、
無意識にその分の見返りを期待し、なければイライラしてしまいます。

ではこのような世の中で、見返りを求めずに生きることは可能なのでしょうか?




★「期待」と「現実」のギャップ

確かにこの世界は「give & take」で成り立っているのですが、
ギブしてもテイクされないことが、よくあります。
そのとき、人は見返りがあるという無意識にもっていた期待が裏切られ、
現実とのギャップが発生し、そのことにストレスを感じます。

じゃあ、「give & give」にすればよいのか?
「見返りを求めずに、ただ与え続ける」。
・・・どんな人格者でしょうね?
自分が与えられ続けたら、ちょっと疑いますよね。
何か、裏があるんじゃないかと・・・
なんのわだかまりもなくこれを行うのは、非常に難しいのです。




★見返りを求めない心の持ち方

①自分のしたいようにする

自分のしたことが報われるかどうかを考えずに、
自分が良いと思ったことやしたいと思ったことを、
心のおもむくままに行動に移します。
それが何かのため、誰かのためになるかどうかは考えないようにします。


②親切への恩返しと思う

今まで生きてきて、どのくらいの他人に親切にしてもらいましたか?
その人たちすべてに、そのお返しはできていますか?
恩を感じ、ありがたいと思っているのであれば、
自分が今目の前にいる誰かにする親切を、過去の人たちに対する恩返しと思いましょう。
そうすれば、直接目の前の人から見返りを期待することもありません。


③損得勘定で行動しない

何か行動する際に、それが損か得かで考えるのをやめましょう。
行動を選択する基準は常に、自分がその行動を好きか嫌いかです。
他人からどのように見られるか、何か返ってくるかで考えてしまうと、
自分の嫌なことををしてしまう可能性もあります。
本当に自分を納得させ、良い気分になりたいのなら、自分の好きなことをしましょう。


④善いことをした嬉しさを感じる

自分が善い行いをしたときは、なんとなく嬉しい気持ちが湧き上がりませんか?
その嬉しさを感じたこと自体が素晴らしいことです。
なんとなく気分がいい状態を自分の行動から導き出せれば、
誰かに乱されてもまた自分の軸に戻せば良いだけなのです。


⑤手伝いは好意で行う

他人を手助けするときも、自分がしたいからする、ということが重要です。
相手から感謝の言葉やお礼を受け取ることができるかどうかは、
問題にしてはいけないのです。
断ることだってできたはずなのに、相手を手伝うと決めたのは、
あくまでも自分の意思だということを忘れないでください。




★やっぱり世界は「give & take」で成り立っている

「情けは人のためならず」という言葉を知っていますか?
これ、結構勘違いしている人も多いのですが、
「情けをかけるのはその人のためにならない」という意味ではありません。
『他人に情けをかければいずれ自分に返ってくる』
⇒『情けは人のためならず、自分のためだ』という意味です。

とても壮大な話になるのですが、自分が与えたものは、
必ずすべて自分に返ってくるといいます。
善い行いも悪い行いも、全部自分に返ってくるというのです。
それは形を変え、人を変え、時間を超え、必ず返ってくるそうです。
『人は与えた分だけを受け取る』という法則があります。
証明のしようはありません。
ただこの法則を少しでも信じられれば、結局は自分のためになっていることになるので、
見返りの無いストレスからも多少は解放されるかもしれません。




★そうは言ってもイライラする!!

そうですよね、そんな、いつどこで返ってくるか分からない見返りを、
のんびり待てるようならそもそもイライラしたりはしないでしょう(;´・ω・)

ここでちょっとした考え方を紹介します。
何か、ある人のためにすることになりそうなときに、自分に問います。

『もしも相手から見返りがまったくないとしても、それを相手のためにやりたいか?』

この問いに、『Yes!』と答えられることだけをします。
この基準で行動できれば、その人からの見返りを求めずにいられます。

どうでもよい他人のために見返りを求めずに行動するのは難しいものです。
その場合、『No!』であればしなければよいのです。
そしてきっと、大切な人たちに対してなら、出来ると思うんです。
大切な人の幸せは、自分の幸せでもありますから。





見返りを求められず、愛や思いやりや優しさをもらえるとしたら、
それは与えてくれる人から遠回しに、『あなたには価値がある』、
そう言われているのと同じだと思います。
もし、自分には価値がないと思いってる人がそれを受け取れるとしたら・・・
そう考えると、見返りを求めずに何かをするのも、そんなに難しくはないでしょう?

素直に、こうしたいと思えることだけしてください。
なにより、自分にウソをつかずに。Σd(゚∀゚d)イカス! +.゜


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