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あなたはNoと言えていますか?
自分の嫌なことを我慢してやっていないでしょうか?
生まれたての頃は誰でも、嫌なときは泣き、嬉しいときは笑う、
この意思表示が簡単にできていたと思います。
ではいつから、『No!』と言えなくなってしまうのでしょうか?
★『No』と言えない理由
相手への期待に応えるため、その環境に馴染むため、
そんな理由で無理をして嫌なことをすることもあります。
ただ、「嫌われたくない」「評価が下がるのが心配」こういった理由で、
『No』を言えないことも多いのではないでしょうか?
アメリカの大学で、9歳の子どもを対象に『No』と言えない理由を調査しました。
その理由の1つとして、「自分の居場所を失いたくない」というものがあったそうです。
9歳の子どもですらそんな風に感じるのなら、大人は尚更かもしれません。
誰かに嫌われ、居場所があるという安心感を失ってしまう恐怖は、
幼少期に特に親化関係において、「〇〇しないと見捨てられる」という恐れを、
強く抱くきっかけがあった人に多くみられる傾向があります。
「見捨てられ恐怖」のために自分を押し殺して、『No』と言えなくなってしまうのです。
また、「○○していないと自分には価値がない」といった無価値感が生まれ、
「Noと言う自分は無価値だ」というセルフイメージに繋がります。
そこから「『必要とされる』ことを必要とする」という悪循環に陥り、
『No』が言えなくなってしまうこともあります。
★『No』と言う必要がある理由
・心身のストレスの増加
無理して望まないことに時間と体力を費やすことは、
自分の感情をその間押し殺すことに繋がり、大きなストレスになります。
その結果、心の病や身体の不定愁訴の症状が表れたりするのです。
自分で納得せずに始めたことは、嫌々やっているので結果が伴わないこともあります。
『No』ということは時間や身体を大事に使えるきっかけを作り、
心のデトックスとして機能するのです。
・何に『Yes』というかで人生が決まる
『Yes』『No』をはっきり言えない人は、
人生や自分を変えたいと思っても変わることができません。
嫌なことに「Yes」と言ってしまえば変わるどころか、
自分の行きたくない方へどんどん流されてしまうのです。
そのまま時間が過ぎ、これで良かったと思えれば良いのですが、
ほとんどは「本当は嫌だったのに…」という気持ちで後悔するでしょう。
★『No』と言うときに必要なこと
①理由を明確にし伝える
自分が断る理由を明確にし、それを相手に伝えます。
スティーブ・ジョブス曰く、
『ビジョンがあればNoが言える、Noを言えればビジョンが実現する』。
「何となく嫌だ」では伝わりにくいのです。
『何が、どうして嫌なのか』『どういう目的で断るのか』、
これを明らかにし、相手に伝えましょう。
②『ありがとう』を添える
断るときに、相手の依頼に対しての感謝の気持ちを一緒につたえましょう。
『誘ってくれてありがとう』『連絡くれてありがとう』『話してくれてありがとう』。
たったこれだけで、相手にも自分自身が拒否されたわけじゃないと伝わりやすく、
『No』と言われても傷つきにくくなります。
③大切なことを明確にする
自分の中で何に『Yes』と言い、何に『No』と言うかは、
それが自分にとって本当に必要であるかそうでないかを見れば容易に判断できます。
自分にとって「これは絶対に必要!」ということを明確にしておきましょう。
本当に大切だと思えることならば、無理をしたって構わないのです。
日々忙しくて色々なことに振り回されていても、自分の好きなことを忘れないでください。
自分がイヤだと思うことをいい加減に扱わないでください。
「義理が無い」と言ってくる人ほど、その人に「義理」はありません。
自分の都合を押し付けて、断られたから文句を言うくらいなんですから。
あなたの人生で、本当に大切なものは何ですか?
自分にとって必要なものが分かっていれば、迷うことはありません。
あなた自身の気持ちを大事にしてください。
何かを断ったら気まずくなる場所。
何かに『No!』と言ったら居られなくなる場所。
あなたの気持ちを大切にしてくれない場所。
それは本当にあなたの居場所ですか??(´・ω・`)
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2015-10-31 22:15
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