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人間不信の診断と克服方法 [ストレスを溜めない考え方④]


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どうしても本当のことを言っているように思えない。
絶対にいつか裏切られる。
そんな思いを他人に対して持っていますか?
誰と一緒にいても安心できなければ、人間関係も疲れてしまいますよね。

人間不信の人は本当は、友だちや恋人を信頼したいと思っています。
人間関係への執着がなく、元々他人を信用しない人にとっては、
他人は信じられないのは当たり前で、苦しくもないからです。

では他人を信じられるという安心感はどうしたら得られるのでしょうか?




★人間不信度チェック

以下の質問のYesの数を数えてください。


1.他人の話はほとんど信じない。
2.いつも他人のウソや欠点を見抜こうとしている。
3.気兼ねなく何でも話せる友だちはいない。
4.自分の考えはほとんど理解されない。
5.周囲の人間は意見の相違からケンカしていることが多い。
6.他人から否定的なことを言われるくらいなら、自分の考えは伝えない。
7.イライラや怒りを感じることが多い。
8.自分の欠点を否定されるとすごく落ち込む。
9.命令されたり怒られたりすることが多い。
10.失敗したときは馬鹿にされていると感じることが多い。
11.よく嫌みを言われる。
12.自分の意見を批判されることがよくある。
13.裏切られないように常に警戒している。
14.周囲の人から大切にされていないと感じる。
15.気分が優れず、ゆううつである。
16.他人と会話するときはよく緊張する。
17.褒められても社交辞令ではないかと半信半疑なことが多い。
18.自分は他人によく裏切られる。
19.相手が信頼できないときは、疑いつつ関わるようにしている。
20.自分の失敗やミスはなるべく隠すようにしている。
21.いつもグチや他人の悪口を言っている人が周りにいる。
22.他人の会話はあまり得意ではない。
23.周囲に理不尽な態度をとる人がいる。
24.いつも疲れている。



≪人間不信度チェック結果≫


①Yesの数が0~5コ 【人間不信度は低い】

周囲に信頼できる人がいて、充実した毎日を送っているのではないでしょうか。
このまま今の人間関係を保てるように、自分も相手も大事にしていってくださいね。


②Yesの数が6~17コ 【人間不信度が高い】

周囲の人をあまり信頼できていないようです。
1人の人全部を信頼しなくてもいいんです。
この人はここ、あの人はこういうところが信頼できるという風に、
細かな良いところにも目を向けるようにしてみましょう。


③Yesの数が18~24コ 【人間不信度が非常に高い】

周囲の他人のことや世の中のあらゆることがあまり信頼できないのでは?
極端に他人を信じられないと孤立したり、
問題をひとりで抱え込んでしまいがちになります。
苦しいときは専門家に相談するのも方法の1つです。




★『人間不信』を改善するポイント

①自分を信じる

まず、他人を信じられない自分を責めるのをやめましょう。
そして、人間不信で人間関係がうまく築けなくてもいいと思ってみてください。
問題は問題視するから問題になります。
そのままでいいと受け入れると、その問題自体が変化していきます。

次に、他人の何が信じられないのかを書き出してみてください。

・本心を隠す
・見栄を張る
・裏切る
・ウソばかりつく
・傷つくことばかり言う
・時間を守らない

どんなことでもいいです、いくつでも書き出してください。
実はそれ、自分の姿なんです。
自分にもそういう部分があるので、相手がそう見えているのです。
これがダメだとか悪いとかいうことではありません。
自分にもこういうところがあるんだと認識することが大切です。

そして、その認識した自分の信頼できない部分、
これを誰か他人にしているというよりも、自分自身に対してしてしまっているのです。

・自分にウソをつき、本心とは違う言動をとる。
・自分自身がこうしたいと思ってもその思いを裏切る。
・自分で自分に傷つくことを言っている。

「自分なんかダメだ、こんなだから嫌いだ。」と言ったり、
本当はこうしたいのに周囲の反応を気にして無理に合わさせたり、
そんなもの要らないと欲しいものを諦めさせたり。

こんな行動、他人にとられたら、とても傷つきますよね?
それを、自分で自分にしているんです。

では、どうしたら自分を信じられるようになるのでしょう?
それは、自分が本当はどうしたいのか、ちゃんと自分の声を聞き、
それに沿った言動をしていけばよいのです。
自分の感情や思考を否定せず、言動と一致させていけば自分を信じられるようになります。
そして自分を信じられれば、相手を信じられるようになっていきます。


②相手の存在を認める

価値観や考えは人それぞれ、自分と同じことなどほぼありません。
共感できることとできないことがあることを理解し、
100%自分と同じ人間など存在しないことを忘れないようにしましょう。

信じるか信じないかで考えるから難しくなるのです。
フラットな状態で、この人はこういう人と、相手を見ていきましょう。
その中から、この人のこういう部分は好き、信頼できると、
少しずつ人間関係を深めていきたければそうすればよいのです。
1つでもマイナスの部分があったら嫌いになるでは、人間関係は成り立ちません。
そしてそんな人ばかりだったら、自分も信頼されるはずもないのです。

どちらかに傾くのではなく、どういう人なのかをまず受け入れましょう。
その上で今後も付き合っていくか、距離をおくのかを判断してください。


③他人に期待しない

信頼していたのに裏切られた、この思いは他人への期待が裏切られたということです。
信頼と期待は違います。
信頼とは、相手の存在自体を受け入れること。
期待とは、相手に自分の要望を押し付けること。
自分と他人は違う存在なので、自分の思い通りに動いてくれる他人などいません。

見返りを求める気持ちも同じです。
これだけやってあげたんだから、これくらい返すのが当たり前!
これは自分だけの基準であり、要望でしかありません。
そういう打算的な考えが人間不信をうんでいることに気づきましょう。

何かを自分にしてくれなくてもいいんだ、という気持ちを持ちましょう。
そうすると、小さな愛情表現や思いやりに気づけるようになります。
些細なことで喜べるようになるのです。

⇒期待と信頼に関してはこちらもどうぞ。



④環境を変える

周囲の人間関係を一度整理してみてください。
相関図など書き出して、細かく信頼できる点を書き出してみてください。
意外にこの人はこんなところが信頼できるなぁと思える人もいるかもしれません。
そして今後、その図の人たちとどうしていきたいかを考えます。
自分に必要のない人間関係は思い切って整理しましょう。
実際、あなたの問題でなく、信頼に値しない人間も存在します。

相関図の中に信頼できる人がいなくても構いません。
そこが自分に合わなかっただけのことです。
どうしてもそこに居なければならないのなら、割り切ったお付き合いをしましょう。

そして、その人たちとはまったく関わりのない人間関係を作りましょう。
何か習い事やサークルに入ってみるといいかもしれません。
自分の好きなことを話せる相手との関係を楽しむことによって、
いずれ信頼できる間柄になっていける可能性もあります。





人間不信は人間が好きな人が陥ります。
そして、他人に期待し過度に依存することでその思いは大きくなります。
でも、それは必要以上に他人の存在を大きくとらえ過ぎなのです。
そもそも他人の力ってそんなにしょっちゅう必要としないことに気づくと、
気持ちが楽になって、人間関係がうまくいきだすこともあります。
もちろん、どうしても苦しくて日常生活もままならない状態であれば、
専門家に相談してください。
彼らは自分を楽にすることの手伝いをしてくれるスペシャリストですから。

自分を信じれば、自分軸ができます。
そうすると、同じように自分軸をもった人たちと出会えます。
その人がどんな軸を持っているかを理解すれば、
どの場面でどういう風に頼ればいいかも分かってきます。
相手の軸に合っていれば、裏切られることもないのです。

まずは自分を大事にしてください。
そして自分を大事にできる人たちと出会ってください。
自分を大事にできる人は、相手も大事にできるんです。ヽ(*゚▽゚*)乂(*゚▽゚*)ノ




関連記事:しんどい人間関係のストレスの原因と解消法
     他人に期待しないとストレスは少なくなる~期待と信頼の違い

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