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男性脳と女性脳の違いを知ってストレス解消しよう [ストレスを溜めない考え方④]


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ストレスの多くは、人間関係から発生しています。
その人間、大きく2種類に分けられます。
男性と女性です。
性別の違いは身体だけではなく脳にもあるため、
男女の感覚や考え方の差として現れてきます。

あなたの好きな食べ物と好きな理由を思い浮かべてください。
その食べ物をあなたと同じ理由で嫌いな人がいたらどう感じますか?
「絶対に感覚的には分からないけど、
味覚が違うんだからそういう人もいるよね。」
このくらいの感じではないでしょうか?

この気持ちを、男女の違いには当てはめられな人が多いようです。
「どうして気持ちを分かってくれないのか。」
「何でいちいちうるさいことを言うのか。」
感覚では分からないけれど、脳の仕組みによる考え方が違う、
だからそういう人がいるのもおかしくないのです。

人間関係の悩みがあるときは、相手が何を考えているのか知りたいものです。
男女の考え方の違いが分かれば、その差が分かり対処の方法も分かるかもしれません。




★男女の脳の構造の違い

男女の脳では特に、左右の脳を結ぶ神経の束である脳梁に違いがあります。
脳梁とは、左右の脳皮質を繋ぐ神経線維の束で、
言語や知能といった情報が流れる通信回路の役割を果たしている部分です。
この脳梁が、男性よりも女性の方が太いのです。
この差が男女の違いを生む要因の1つであると考えられています。

≪右脳と左脳≫
右脳と左脳は次のような働きを司っています。
●右脳・・・地図などの空間的な分析、音楽・視覚的な情報の分析、
     カンといわれる直感的な判断(動物的な脳)
●左脳・・・言語、計算、論理的思考(人間的な脳)




★右脳と左脳の結合が強い女性脳

女性脳は左右の脳を結ぶ脳梁が男性よりも太いため、左右の脳神経の結合が強く、
右脳と左脳の情報を交互に操りながら複数のことを同時に処理できます。
また、男性脳は言葉を司る領域が左脳にしかありませんが、
女性脳は左右の6~7か所に言語中枢が散らばっています。

このことによる女性脳の特徴としては、

・複数のことを同時にできる。
・コミュニケーション能力に優れている。

また、感情の情報を行き来させている前交連(ぜんこうれん)という部分が、
視床下部の情報にあり、右脳と左脳を繋ぐ役割を果たしています。
この前交連も女性の方が男性より太いことが分かっています。

それによる特徴は、

・感情の情報量が多い。
・喜怒哀楽が男性よりもはっきりしている。
・感情的になりやすい。




★脳神経の前後への結合が強い男性脳

男性脳は左右の脳をそれぞれ前後に使って情報を行き来させています。

特徴としては、

・論理的。
・空間認知能力や情報処理能力に優れている。
・決断力や直観力がある。
・1つのことにしか集中できない。
・地図や表を見るのが得意。
・他人の感情を読み取るのが苦手。

空間を即座に認識し判断する必要がある車の運転などは、
全体的に男性の方が上手いのも、この違いからきています。

また、直観力については、初めて体験することなど、
動物的な直観力を発揮するのは男性脳ですが、
情緒的な面では女性の直観力の方が強いです。
たとえばパートナーのちょっとした変化に気づく女性は、
浮気しているということにもすぐ気づくのです。
そして女性脳は左右の両脳の情報を結合し総合的な判断ができるので、
男性のウソをすばやく見抜くこともできます。
この能力は、子どもの顔色を見ただけで「おかしいな・・・?」
と病気などにも素早く気づくこともできます。




★海馬の違い

海馬は記憶の中枢であり、女性脳の方が大きいです。
海馬と情動中枢との連絡網も女性脳の方がたくさんあります。
女性が細かいことまで覚えているのは、この海馬が大きいからだといわれています。

海馬が大きいほど、記憶と言葉、記憶と感情を結びつけやすくなります。
子どもの世話は女性の大事な役目であり、子どもの感情や言葉の合図を、
素早く受け止められないと命の危険すらあります。
そのため女性脳は進化の過程で海馬を発達させたのでしょう。




★偏桃体の違い

感情(恐怖・不安・悲しみ・喜び)や攻撃性を扱っているのが偏桃体です。
この偏桃体は男性脳の方が大きく、そのため男性は攻撃性が高くなります。
その他にもホルモンや神経伝達物質などの要因も、
男性脳の攻撃性に影響を与えています。

男性は狩りにでて食料を調達しなければいけませんでした。
それには攻撃的な衝動や身を守るための感情が必要であり、
進化の過程で偏桃体を発達させてきたのだと言われています。




★男性脳は休憩する

ペンシルバニア大学のルーベン・ガー氏の研究によれば、
女性脳は常に休みなく活動しているのに対し、
男性脳は『精神的居眠り』状態になることがあるのだそうです。
そんなときはテレビを見ていたとしても番組の中身は理解していないのだとか。。
大事なことを男性にはなる場合は、『精神的居眠り』状態のときは避けましょう。
話してもぼんやりして、「ちょっと聞いてるの!?」と言いたくなるとき、
これはまさに『精神的居眠り』をしていると思われます。
別の機会にしましょう、「そんなの聞いてない。」と言われるかもしれません。




★脳内ホルモンの違い

女性脳は男性脳に比べセロトニンが少なく、不安になりやすいです。
恋愛中などは恋人と一緒にいるだけでセロトニンが増加し安心感を得ます。
しかし一旦離れてしまうとセロトニンは減少し、不安になってしまうのです。

また、女性脳はオキシトシンが男性脳よりも多いです。
そのため女性脳は、他人との絆作りに時間を割くのです。
オキシトシンは別名愛情ホルモン、絆ホルモンとも呼ばれ、
人やものに強い結びつきを感じたり、仲間を作りたいという本能を支えます。




★脳の性別はいつ決まる??

脳の性別は妊娠6週目~6か月の間に、お腹の中でさまざまなホルモンを浴びて決まります。
胎児の染色体がXY(男性)だと、脳にテストステロン(男性ホルモン)、
染色体がXX(女性)だと、エストロゲン(女性ホルモン)を
それぞれたくさん浴びせかけます。
ただ、どちらか一方を浴びる訳ではなく、より多く浴びることで、
脳の性別が決まるということです。
そのため、男性にもエストロゲン(女性ホルモン)はありますし、
女性にもテストステロン(男性ホルモン)があります。


≪身体の性別と脳の性別は必ずしも一致しない≫
男性なのに女性っぽい人、女性なのに男性っぽい人。
あなたも1人や2人は知り合いの中にいると思います。
実は脳の性別は身体とは違い、2つに分類はされません。
男性脳が強いか女性脳が強いかで、その行動や考え方に影響するのです。
なので、この部分は男性的だが、この部分は女性的、なども起こり得ます。
子どもの変化にすぐ気が付く運転の上手い人だっていくらでもいますよね?





友人、兄弟、親子、恋人、夫婦、職場、ご近所・・・
人間関係には必ず男女の2種類が含まれています。
まず性別の違い、もっといえば脳の性別の違いを考えれば、
結構解決できることもあるのです。
あなたが誰かに不満を抱いている部分、それは脳の作りのせいではないですか?
脳の性別の特徴を把握していれば、その対処法も見つかるかもしれません。
自分と相手の脳を理解して、うまいことやっていきましょー!(`・ω・´)ノ オーッ!!


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