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脳科学からみた『脳のクセ』のタイプチェック~タイプ別ストレス解消法 [自分のストレスを知ろう]


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脳にはクセがあります。
脳のクセは遺伝子や育ち方、環境要因と密接な関わりがあります。
何が好きで何が嫌いか?というのは、このクセに影響されます。

脳のクセによって、好き嫌いが違うのですから、
そのクセを知ることでタイプに合ったストレス対策のための、
考え方や方法を探ることもできます。




★自分の『脳タイプ』を知ろう

以下の問いのYesの数を数えてください。
当てはまる項目が5個以上あれば、その脳タイプです。


◆Aタイプ
1.ここ1年間でマイブームが3回以上あった。
2.お金は貯めるより使う為にある。
3.メールの返信はすぐにしないと気持ち悪い。
4.新しい商品やショップが気になる。
5.辛い食べ物が好き。
6.人込みをとろとろ歩いている人がいるとイライラする
7.ヘアスタイルをこまめに変える。

◆Bタイプ
1.休日は家でゆっくり過ごしたい。
2.男は経済力と安定性が大切。
3.人見知りする方だ。
4.ぐっすり寝ても朝まで浸かれが残ることが多い。
5.痛みに敏感。
6.人に頼み事をされると断りにくい。
7.周りに似合うと言われる服や髪型をする。
8.緊張したり不安を感じたりすることが多い。

◆Cタイプ
1.誕生日やクリスマスに1人は絶対に嫌だ。
2.人の誘いはなるべく断らない。
3.怒ると物にあたるクセがある。
4.悩むと1人で考えずに誰かに相談する。
5.甘いものが好き。
6.映画やドラマで泣いたりドキドキしたりする。
7.人にプレゼントしたり喜ばせるのが好き。
8.人に褒められるのが好き。

◆Dタイプ
1.ルールを守らない人は許せない。
2.待ち合わせの時間は当然守る。
3.お節介である。
4.別れた恋人をなかなか忘れられない。
5.同じ物を食べることが多い。
6.割り勘するときは10円単位まできっちり分ける。
7.出かけるときは鍵をかけたか何回も確認する。
8.好きなことをしていると疲れを忘れる。


≪それぞれのタイプの特徴≫

◆Aタイプ
新しいことが大好きで、次々に興味が移り変わるタイプ。
「行動のアクセル」と呼ばれるドーパミン系神経の働きが過剰です。
好奇心旺盛で流行にも敏感ですが、熱しやすく冷めやすいのが特徴。
飽きるのも早いため、いつも現状に満足できません。
一見ストレスを感じなさそうに見えますが、
自分の行動が抑えられたりする状況を嫌います。
特にリスクを嫌うBタイプや完璧主義のDタイプのクセも同時に強く出ている場合は、
満足感を得にくく、葛藤をまねきがちになります。

◆Bタイプ
リスクを嫌い怖がる「損害回避傾向」が強く、日本人に多くみられるタイプ。
「行動のブレーキ」「脳の安定装置」といわれるセロトニン系の働きが、
強すぎたり弱すぎたり、適度なバランスが取れていないために、
慣れていることや知っている人を好み、リスクを避けようとします。
「いやでも…」という思考に陥り、堂々めぐりをしてしまうことも多く、
特にDタイプの固執傾向が強く出ている場合はさらにこの傾向が強まります。
また、セロトニン系が強いと慢性疲労、弱いと抑うつ傾向に陥りやすいと言います。

◆Cタイプ
仲間とワイワイするのが好きで、いつも誰かがそばにいないとダメなタイプ。
「報酬依存」傾向の強い人、つまり『承認欲求』の強い人です。
周囲から認められている実感がないと不安になり、拒絶されるとガタガタと崩れていきます。
1つのグループだけに入れ込んでいると、そこで人間関係がうまくなったとき、
立ち直れなくなる可能性もあるので気を付けましょう。

◆Dタイプ
何かを始めると疲れを忘れ、完璧にやり遂げないと気がすまない完璧主義者タイプ。
物事を「白か黒か」で判断したり、「~すべき」「~でなければいけない」という、
偏った考え方に囚われ易くもあります。
理想が高く、他人からは十分と思われても自分が納得できないため、
疲れやストレスを溜めこみやすいタイプです。
自分のストレスに気づかないことをよくあるので、
日常生活の中でのストレス解消法を知っておくのが大切です。




★タイプ別ストレス解消法


①Aタイプ

自分の気まぐれな性格を自覚しましょう。
そしてやらなければいけないことは期限を前倒しにして早めにこなします。
そして始めたらなるべく一気にこなすように心がけます。
途中で飽きてしまえば他のことに目移りしたりして、手が止まってしまいますから。
また、仕事がら変化に富んだ作業などが出来ない場合は、
自分の好奇心を満たすための多彩な趣味を持ちましょう。
ただし器用貧乏になりがちなので、何年か先に自分がどうなっていたいか、
未来の姿をイメージして取り組んでみましょう。


②Bタイプ

リスクを嫌うBタイプにとって、他人に接することはストレスの原因となります。
他人はどんな言動に出るか、予測しづらいからです。
まだ起きていないことを心配する傾向があるので、
他人と会うこと自体がストレスとなってしまいます。
しかし、用事がるのであれば相手に会うことは避けては通れません。
先延ばしにするとその間ずっとストレスを抱え込むことになってしまうので、
できるだけ早く処理するように心がけましょう。
相手との交渉などがある場合は、相手に過剰に合わせないように気を付けてください。
また、Bタイプは交感神経が優位になりがちです。
その結果、ストレスが肩こり・眼精疲労・胃痛・頭痛。過呼吸・腰痛など、
身体的な症状として現れやすい傾向にあります。
ストレッチや腹式呼吸、自律訓練法などで緊張をほぐし、
身体をリラックスさせることが脳の疲れの解消にも繋がります。


③Cタイプ

職場や少数の友だち、子ども関連の付き合いなど限られた人間関係だけでなく、
サークルや習い事などで複数の活動拠点を持つと良いでしょう。
なるべく多くの他人と触れ合うことで親しい人・気の合う人を、
増やしていくことができれば安心感が増します。
外に出る時間がない場合は、SNSなどを利用するのも所属感がもてるのでよいでしょう。
「報酬依存傾向」があると先輩後輩のような上下関係を作りたがります。
あなたのわがままをある程度受け入れ、聞き役になってくれるような、
「かわいいヤツ」と思ってくれる先輩のような人を見つけましょう。
人間が好きで優しい性格の持ち主ですので、
自分をうまく安定させ、そのやさしさを周囲に分けてあげてください。


④Dタイプ

完璧主義のため、自己評価が低くなりがちです。
その状態が続けば精神的にも身体的にも病んでしまう可能性もあるので、
自分を肯定的にとらえるよう心掛けることが大切です。
自分を褒めたり、努力が実感できるような習慣を身につけましょう。
また、ひとつのことを始めると止まらなくなる傾向があるので、
逆に一度にたくさんのことをしようとするとストレスが溜まります。
物事に優先順位をつけ、ひとつひとつこなしていくようにしましょう。
オンとオフの切り替えもしっかりと行い、
ときには旅行するなど、非日常の時間をもつのも効果的です。
もともと仕事のできる人なので、偏った考え方をせずに、
物事をもっと柔軟に見ることができれば、さらに飛躍できるでしょう。





『脳のクセ』はその人の性格や行動に反映されます。
得意なことと苦手なこと、それはタイプによって違うのも当然です。
自分にあった環境、方法、人間関係、それを知りましょう。
1つの場所でダメでも、別の場所ならうまくいく。
こんなことは本来誰にでもよく起こり得ることなのです。

良し悪しではなく、質が違う、それだけのことです。(*- -)(*_ _)(*- -)(*_ _)ウンウン



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