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仲は良いんだけど、なんだかストレス・・・
こんな関係はありませんか?
「集まればグチや悪口ばかりで疲れる。」
「周りに合わせなければいけないのがつらい・・・。」
「自分だけのけ者にされるのは怖い。」
ひとりぼっちは寂しいけれど、仲良くなるとベッタリで息苦しいような状況。
友だちやグループなどの人間関係では、楽しさと煩わしさ共に存在します。
人との距離感をどのようにとったらよいのでしょうか?
★無意識に保とうとする『距離』
人間は他人と接触するとき、『パーソナルスペース』を保とうとします。
無意識に物理的な距離をおき、自分の空間を守るのです。
例えば個人的な話をするときは、約75~120㎝のパーソナルスペース、
手を伸ばせばお互いに触れられるくらいの距離をとろうとします。
そしてこの距離以上近づくと、不快感を覚えます。
物理的距離と精神的距離はおおよそ一致すると言われています。
物理的な空間で近づきすぎると不快感を覚えるのと同様に、
精神的にもパーソナルスペースが保たれなければ苦しくなります。
いくら仲が良くても、あまり近づかれすぎるとストレスになるのです。
★『精神的距離』の保ち方
以下の4点を意識すると、ストレスも軽減すると思います。
①一緒に過ごす時間
同じ人たちとずっと時間を共有していると苦しくなります。
公的な時間は仕方ないですが、それ以外の時間、
例えば職場なら昼休みや勤務後、休日など、
どうしても共有しなければいけない時間以外は自分の時間と空間を確保しましょう。
1人の時間や、その他の人たちと過ごす時間を作ったりして、
自分から一緒に過ごす時間に制限をかけていくことが重要です。
②情報の開示
人間関係において、自分の情報を開示することは、
信頼関係を築く上では大切なことではあります。
そうやって他人との精神的な距離をぐっと近づけることが可能です。
それ故、情報のすべて、例えば家族や恋人、コンプレックスや台所事情・・・
文字通りすべてを話してしまえば、距離感は非常に縮まってしまうものです。
聞いてくれた相手にも仲間意識と依存的な感情が生まれ、
近づいた距離を離そうとすることは強い摩擦を生む結果となります。
なかには情報を握り、他人を支配したいと思うような人間もいるのです。
③同調
ミラーリングという手法があります。
相手が笑ったら笑い、泣いたら泣き、飲み物を飲んだら飲む。
まるで鏡に映しているかのように行動することで、相手を安心させる技術です。
技術とはいえ、人間関係を築くときは自然とやっている方も多いと思います。
しかし、相手に同調しすぎてしまうと、相手からの期待がエスカレートします。
例えば、辛いときにグチを聞いて、同調してあげるのは、
相手の心の負担を軽くする効果があります。
しかし、これを何度となく繰り返していくと、
グチを聞くのに疲れたのでやめようとしたときにはすでに、
相手からの依存的な感情が強くなっているので、
話を急に聞いてくれなくなったと恨まれる可能性もあります。
同調し過ぎるのは問題です。
自分には自分の考え方があるのですから、それをしっかりと持ちましょう。
どうしてもグチを聞くのであれば、グチの内容に同調するのではなく、
苦しんでいる気持ちに共感してあげましょう。
④3つ目の活動拠点
今の活動範囲はどんな感じでしょう?
家と職場、家と学校、家とママ友・・・2つになっていませんか?
人間関係が苦しく重くなってしまわないように、
3つ目の活動場所を確保し、リスクを分散させましょう。
サークル、趣味、昔の友だち、別部署の人、ボランティア・・・
2つ目の活動範囲とはまったく違う場所に拠点を設けるのです。
自分の興味のあることであれば、その人間関係も楽しくなるかもしれません。
距離感と達人といえば、ネコ、ですかね?
人に媚びたりせず、自分のペースで行動します。
甘えてきたと思ったら、フッとどこかへ行ってしまう。
要は、精神的な距離をとろうと冷たくあしらったりするのではなく、
自分の軸をはっきりさせること。
それには、
自分がどうしたいか、をしっかり認識することです。
本心をすべてさらけ出さなければ、真の友情は築けないと思っていませんか?
本当に思いやってくれる友だちであれば、そんなことは要求してきません。
お互いに自分の心地良さを求め、それが合う。
それこそ、友だちとしてずっとやっていける相手です。
大事な人を、大事にしていきましょう\_(・ω・`)ココ重要!
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2015-11-09 22:00
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