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怒りを抑える方法と考え方 [ストレスを溜めない考え方③]


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イライラや激しい怒り、どうしてますか?
その感情に振り回されるのはとてもつらいものです。
人間の感情の中でも、最もコントロールが難しいと言われています。

イライラとは、その感情を表現せず自分の中に溜め込んでいる状態。
怒りとは、その溜め込んだ感情が外へあふれ出した状態です。
怒りは噴出したその一瞬ですが、イライラは長い間継続します。
それが周囲にも伝染すれば状況を悪化させ、さらにイヤなでき事が起こる可能性を作り出します。
では、怒りやイライラを感じたときに何かできる行動はないのでしょうか?




★怒りやイライラに対処する行動のモデル!!

①深呼吸

深呼吸くらいで治まるかぁ!!(激怒)

・・・ごもっともです。
ただ、深呼吸で『イライラ』を治めるのは非常に難しいですが、
『怒り』を治めるにはなかなか効果的なんです。
怒りを深呼吸で治めるというのは、脳の仕組みが関係しています。
「辺縁系」と「大脳皮質」という部位の働きを利用した方法なのです。

2つの部分は次の働きを司っています。
・辺縁系…「感情」。より原始的な脳。
・大脳皮質…「理性」。動物には発達していない部分。

この2つの部位では、指令の伝達スピードに違いがあります。
辺縁系の方が大脳皮質よりも指令の伝達速度が速いのです。
時間にすると約2秒くらい、タイムラグがあります。
このタイムラグを、時間稼ぎに使うのです!

例えば、「暴言を吐きたい!」と思ったとします。
先に辺縁系が、『言え!』。
2秒遅れて大脳皮質が、『言うな!』。
この2秒を反射的に行動するのではなく、深呼吸で乗り切ります。

深呼吸には脳に酸素を取り込みリラックスするとか、
気持ちを静める効果があるのは確かなのですが、
それを期待しても怒りにまかせて暴言を吐くという行動を止めるには間に合いません。
ここでは物理的に、
『息を吸って吐いてしていれば言葉は吐き出せない!』これを利用するのです。
3秒!頑張って深呼吸して口をつぐんでください!


②トイレへ行く

反射的に行動するのはなんとか治めました。
でもまだ今にも噴出しそうなイライラが渦巻いています。
そのイライラを治めるために、トイレへ行きましょう。

トイレですること、それはクールダウンです。
ただ、起きた出来事を「こんなの何でもない」なんてやっても、
頭から離れないで余計にイライラするのは誰でも経験済みかと思います。

ここでトイレに行ってすることは、スマホで画像を見ることです。
次のような画像がクールダウンに効果的です。

・どうしても笑ってしまう画像
・動物や子供などの可愛くてたまらない画像

これを『イライラしたら見る画像』とか『このイライラを吸い取ってくれ!』とか、
自分の好きなようにフォルダタイトルをつけ、その中に何枚も用意しておきます。
これをトイレで見ていると、先ほどよりイライラが下がってくるのが分かります。
画像に飽きてくると効果が下がる感じがするので、定期的に更新しましょう。


③相手への考え方を変える

イライラするときは大抵、何か言われたときが多いと思います。
現場に戻っても、さらに何かまくし立ててくるかもしれません。
そんなときは、相手を犬だと思いましょう。

「なんかさっきワンコが吠えてたなー。」
「ずいぶんよく吠えるワンコだなー。しつけされてないのかなー。」

ずいぶん吠えてるけどなんだろう?よく分からないなぁ、くらいの気持ちで眺めます。
言葉を理解する必要もないし、吠え疲れたら黙ります。

ワンちゃんをそんな風に思えない!という方。
ワンコじゃなくて、他の動物やうるさいものでも何でもいいです。
要は、人間だと思っているから腹が立つんです。
他のものだと思いましょう。


④目線をあげる

クールダウンして仕事を再開しても、イライラが急に湧き出ることもあります。
そんなときは目線を上げて強制的にその感情を断ち切ってみましょう。
詳しくはこちら。
目線の心理を利用してストレス解消する方法


⑤イライラを根本から解消する

イライラのたちが悪いところは、長期間断続的に続くところです。
家に帰ってふと思い出したり、何日も何日も湧き上がってきたり・・・
それを根本から断ち切るには、客観的に見て自分の出来ることを把握することが必要です。
詳しくはこちら。
書くことで脳をスッキリさせストレス解消しよう




『怒り』というのは、その裏に隠された自分の欲求から発します。
怒りに任せて思いつたことをすべて吐き出すと、
本当の自分の望みとはまったく違うことが相手に伝わってしまうかもしれません。

例えば、家に帰ったら夕飯ができていませんでした。
「帰ってきたらお腹空いてるからご飯すぐに食べたい!」が希望だったのに、
「出てけ!」とか「もう家で飯はくわない!」とか。
だいぶ自分の希望とは違った状態になりますよね?
ここで冷静になって、どうしてほしいか考えます。
「お腹空いてるから夕飯すぐ食べられるようにしておいてね。
作れなそうだったら教えて。そしたらどうにかするから。」
こう伝えるだけでもまったく違うのです。
どうしてほしいかとその理由が伝われば、相手の態度も変わるかもしれません。

自分の欲求に気づき、それをちゃんと伝えられれば、
相手との関係も良くなっていく可能性があります。
まずは、怒りに任せて行動しないように、自分を慣らしていきましょう。
そして、考えて、伝えるべきことは伝える。

誰でも、怒りやイライラの感情が出てくるのは仕方のないことです。
そう思ってしまうこと自体を責めたりはしないでください。
ただ、その感情を行動に移すかどうかは自分で決められます。
自分のことは自分で決められるのです!(*゚∀゚)bカコィ-ィ



関連記事:目線の心理を利用してストレス解消する方法
     書くことで脳をスッキリさせストレス解消しよう


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