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依存心が強いとストレスが溜まりやすい~依存度チェックと克服 [ストレスを溜めない考え方③]


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誰かへの依存心が強いとき。
人間はああしてほしい、こうしてほしいと欲求を抱くようになります。
その欲求が満たされているときは良いのですが、そうもいきません。
欲求に答えてもらえないことも多くあり、その時に不満を感じやすくなります。
欲求からくる不満がストレスを溜める要因になります。
依存心が強くなっているときは、往々にしてストレスが溜まるのです。




★他人への依存度チェック

Yesの数を数えてください。

1.暇だと落ち着かない。
2.一人で過ごすよりも誰かと一緒にいたい。
3.人から心配されると、なんとなくでも嬉しい。
4.「体調が悪いかも」とSNSに投稿したことがある。
5.他人の前でもため息をつく。
6.気持ちの浮き沈みが激しい方だ。
7.恋人に「私(俺)と仕事とどっちが大事?」と聞いたことがある。
8.恋人募集中であることを周囲によくアピールする。
9.人生に行き詰ったとき、メールで友人などに相談する。
10.携帯のメールアドレスを頻繁に変える。


≪結果≫

①0~2コ 【依存度 20%】
たまの甘えが可愛らしいタイプです。
「しょうがないなぁ…」と相手も笑って済ませてくれる程度の依存度です。
そのさじ加減を調整しながら、相手との関係をより良いものにしていきましょう。
全然甘えられない方は、甘え方を勉強してみてください…。

②3~5コ 【依存度 40%】
相手にベッタリ依存する可能性は低いです。
だた、自分の精神状態や何かトラブルが起きたときなどは依存心が頭をもたげてきそうです。
もちろん困ったときに相手を頼るのはいけないことではありませんが、
相手に求めるものが大きくなれば、負担になってしまいます。
面倒臭いと思われない程度に甘えましょう。

③6~8コ 【依存度 70%】
相手を困らせてしまう可能性が高いです。
自分の気持ちを一方的に押し付けてしまうことはありませんか?
自分のことばかり話したりしていては、相手も疲れてしまいます。
相手との会話なら相手の話もしっかり聞いて、意思の疎通を図りましょう。

④9~10コ 【依存度 90%】
依存度はかなり高いです。
自分のアピールをしすぎて、相手が逃げ出してしまうかもしれません。
自分をかまってほしいという気持ちもアピールが過ぎると依存心も高くなり、
恋愛依存症やメール依存症などの心の病気に陥る可能性もあります。
相手の気持ちを考えたり、過剰な期待は捨てるなどして克服しましょう。




★依存心の問題点

人間関係は互いに理解し合い、調和していくことが重要という考え方は大切です。
対人関係において協調性は必要不可欠なものです。
しかし、他人の評価を気にしたり依存傾向が強い場合は、
自分を見失い、人間関係にも支障が出る可能性があります。

人間関係への依存は辛さや不安から少しでも目を背けるために、
安心できる相手に心に空いた穴を塞いでもらおうとするところから始まります。
相手に安心感を覚えると、脳内ではその喜びに対して抑制が働き、
以前に感じた安心感では満たされなくなります。
そして「もっと安心させてほしい」とさらに依存は過剰になり、
安心を得るために他人をコントロールしようとさえするようになります。
強烈な依存になってしまうと、自分の生活や存在自体を相手に預けてしまい、
対象となる人に頼り切り、自分で物事を決断し行動することへの恐怖感も生まれます。

ひとりでいることの孤独感はさらに強まり、
相手に「見捨てられるのではないか」と不安に襲われたり、
意志が弱いために自分自身の言動に満足ができず、コンプレックスを抱きます。




★『依存心』を弱める方法

①理解

まずは自分が依存的になっていること、自分中心に物事を見ていることに気づきましょう。
相手の状態や環境に意識を向けていくことが重要です。
毎日50通のメールのやり取りをしてほしい!と思っていたとしても、
仕事が忙しければそんな余裕はないかもしれません。
極端と思われるかもしれませんが、「これくらいならできるだろう」、
それはあなたの中の基準でしかありません。
自分の要求を満たしてくれないから愛してくれていないとは限らないのです。


②感謝

相手の状況に意識を考えられるようになったら、次に感謝してみます。
相手からの愛情表現や好意、様々な努力に気づき、それを受け取るようにします。
それは、自分の望む形ではないかもしれません。
しかし、相手が自分のことを考えてしてくれたことや言ってくれた言葉、
そこから愛情を感じられるようになれば、
愛して大切にしてくれていることへの感謝は自然に生まれてきます。


③自分自身の行動としての認識

例えば相手の都合を考え、話を聞いてもらったりして感謝すれば、
あいてに面倒臭いと思われることもほぼないでしょう。
それができたら、相手に何かを望むという形ではなく、
自分自身の行動として、それを行っていると考えるようにします。
「あの人に話すとスッキリする。」
「この人と一緒にいると安心する。」
相手の態度によらず、自分がこうしたから満足感を得られた、と思えるようにするのです。
誰かを頼るという気持ちは誰にでもあるものです。
依存心の中にあるプラスの面に意識を向けていくと、自分独自の価値観ができてきます。




★『他人を頼る』ということ

『依存』と『他人を頼る』。
どちらも同じような意味合いですね。
イメージとしては、『依存』は自分の意志がなくなってしまっている状態。
『他人を頼る』は自分の意志で相手にお願いをするような印象を受けます。

自分の力で生きていくことを『自立』と呼びます。
しかし、たった一人で生きていける人間はいません。
必ず誰かの助けを必要としています。
では、『自立』とはどのような状態なのでしょうか?

『自立』とは、自分のことを良く知ること。
自分にできないこととできることを理解すること。
自分に足りないもの、助けてほしいことがはっきりし、
それを素直に、より多くの人に『力を貸してほしい』と言えることだと思います。

このとき、一人の相手にすべてをお願いしていると、
一対一の小さな世界がすべてになってしまい、相手に対する依存度が高くりがちです。
これでは頼る方も頼られる方も苦しくなってしまいます。
周囲の人たちの力を借りながら自分の力で生きていくことが、
本当の『自立』ではないでしょうか。





誰かの助けがあり、誰かからの思いを受け取り、誰かの存在があって生きていけるのです。
もし、頼り過ぎてしまったと思うならば、
自分を責めるのではなく、自分を理解してあげましょう。
なぜ感情を相手にぶつけてしまったのか?
ゆったりと自分自身に問いかけてみてください。
そして、相手に対して、感謝を伝えてください。

依存心が強くでてしまうとき。
弱っていて藁をも掴む思いをしているとき。
人間は誰かの存在に救われ、また立ち上がることができます。
『人を頼る』ことは決して悪いことではありません。
むしろ頼るのが上手だとモテたりするくらい・・・
頼り過ぎも頼らな過ぎも、結局つらいのです。
上手にやることは、自分のためにも相手のためにもなります。
『あなたのおかげですごく助かってる。』
この気持ち、忘れずに!(´・ω・)(´_ _)アリガト!



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