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プライドが高いとストレスが溜まる!~プライドの意味と捨て方 [ストレスを溜めない考え方②]


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プライドが高い。
こう聞いてどんな人物を想像しますか?
自分に自信を持っている人というイメージはないでしょうか?
扱いづらいとか、接しにくいというイメージもありますね。
実は、自分に自信のない人ほどプライドが高いというのは割と有名です。
特徴的には、他者の評価が全て、成長という視点が無い、生きている世界が狭いなどがあげられます。

つまらないことで意地を張ってしまったり、
もめ事を起こして周囲と衝突してしまったりしがちです。
他人の意見を聞き入れないので成長することもないのです。
自分の非を認められず、頭を下げられないこともあります。

ですので、余計なプライドは捨ててしまいましょう。




★『プライド』とは

一般的に『誇り・自尊心・自負』と訳されます。

・誇り・・・いばる、大言を吐いていばる、名誉、自慢
・自尊・・・たかぶること、尊大にかまえること、うぬぼれること
・自負・・・自分の才能を頼みほこること、うぬぼれ、自慢

『プライド』自体の意味も、自慢するもの・優劣を競うこと・自分を守るもの、
のような説明を辞書でされています。
あまり良い意味は見当たりませんね。

最近は『プライド』と『自信』がごっちゃになっているように感じます。
上司から「もっと自分の仕事にプライドを持て!」と言われたら、
自分の仕事を自慢したり他人と争ったりしろということではなく、
自分の仕事に自信を持て!ということでしょう。

ここに、プライドが高い人と自信がある人の違いの原因があるのです。




★『プライド』と『自信』の関係

簡単に言えば、自信がないとプライドが出てきます。
自分に自信があればプライドは引っ込みます。

プライドとは、自分を守るものという意味がありました。
まるで鎧を着込んでいるかのような状態と言えます。
自分に自信がなくそのままでいると傷ついてしまうと恐れているのです。
自分を強く見せれば相手に傷つけられる可能性も低くなります。

逆を言えば、自信があれば鎧は必要ありません。
自分で納得して答えを出していれば、周囲に何を言われても動じないのです。
傷ついたりもしないので、反論することもありません。
自分自身で納得したものに基づいて判断し、行動しているからです。

自分で判断するということは、自分の意見が変わらなければ覆りません。
そして自分が変化するときは、ちゃんと納得することができるので、
もちろん傷ついたり、動揺したりすることもありません。
他者から与えられた評価は、他者によって簡単に覆されます。
評価されなければ傷つくので、いつまでたっても鎧は脱げないのです。




★『プライド』を捨てる効果

・ストレス耐性が高まる
プライドが高いと、素直に謝ることができなかったりします。
プライドを捨てれば、間違いを認めすぐに謝れるようになります。
トラブルの解決も早いので、長い時間ストレスにさらされることもなくなります。

素直に謝れる人は周囲からも好意的に見られますし、仕事上も高評価を得られやすいです。
自分のミスを認められれば、次に同じことをしないように対処することもできます。
周囲の人とも円滑にコミュニケーションをとれるようになり、
人間関係のストレスもグッと軽減することでしょう。

・成長
プライドが低ければ他人のアドバイスを素直に受け入れることができます。
他人を自分より優れているとすぐ判断できるため、吸収も早くなります。
自分が弱いと認めることもできるので、そこからどうするかを考える余地が生まれます。

・人間関係が楽になる
他人より自分が優れていると思っていては、他人の意見を聞き入れられません。
ちょっとした問題が起きても、自分の正当性を押し通していては解決には至らないのです。
プライドが低ければ相手の言葉に耳を傾ける余裕もあります。
自分の意見をすべて否定することはありませんが、
相手にも都合や考えがあると理解した上での話し合いはとても建設的になります。
人間関係で揉めることも少なくなるでしょう。

また、相手のことを見る余裕があるので、人の長所などが目につきやすいです。
相手の良いところを褒めることができるので、周囲と良い関係を築けることが多いのです。




★プライドを捨てる方法

自信を持つのはちょっと時間がかかりますが、
プライドを低めに保つことは気を付ければすぐにでも行えます。
周囲との関係が良好になればおのずと自信もついてくるのではないでしょうか?


①自分の非を認める

「自分は悪くない!」という考えがもたげてくるようであれば、
冷静になって、本当に自分に悪いところがないか考えてみましょう。
あった場合は意地を張らずに謝りましょう。
ない場合も、相手が間違っているということを声高に宣言するのではなく、
どう対処していくかというところに注視していきましょう。

非を認められるようになるには、多少練習も必要です。
過去を振り返ってみて、反省してみましょう。
当時は非を認められなくても、今思うと自分が悪かったな、
と思えることはありませんか?
そういう反省を繰り返すことで、少しずつ素直になれます。
どういう場面で自分が意地を張りやすいのかも把握しておきましょう。
そして、自分の言動を少しずつ変えていくのです。


②失敗談で笑いをとる

今までしてしまった失敗を、面白おかしく他人に話しましょう。
失敗しない人なんていません。
むしろ失敗を他人に見せられる人の方が器が大きく感じられるものです。
自分の弱さを見せることができれば、親近感も持たれやすくなります。
自分なりの爆笑失敗談を用意しておきましょう。


③自分の弱さを知る

自分に対して過大評価をしていませんか?
自分は周囲とは違う、自分の方が優れているという思いがあるから、
周囲を見下したり、頑固に意見を曲げなかったりするのです。
全部が全部、完璧なんかじゃないということを理解してください。

自分のできることとできないことを冷静に分析してみましょう。
実力が伴っていることにはぜひ『自信』を持ってください。
実力が伴っていなければただの妄想、虚勢でしかありません。
それが自分に必要なければ捨て、必要ならその事柄に優れた人に教えを請いましょう。


④感謝をする

何をするにも、誰かしらの助けを借りています。
直接周囲の人に助けてもらっている場合もあれば、
知らないところでお世話になっていることもあります。

直接会える人には『ありがとう。』と言いましょう。
食べ物を作ってくれたり、運んでくれたり、調理してくれたり・・・
直接会えないような人には、常日頃から感謝の気持ちを持つようにします。
本当に感謝できるようになれば、人を見下すことも減っていくでしょう。


⑤他人の長所を探す

相手の悪いところばかり見ていれば、人間関係が嫌になるのも当然です。
良いところに気づけば、今までの印象が変わり、
コミュニケーションを取りやすくなったり、尊敬できる部分が見つかるかもしれません。
意地を張って対立する必要だってなくなっていくのです。
先入観を捨てて相手を興味をもって見てみてください。
それで嫌いな人なら仕方ないのです(笑)





他人と衝突ばかりしていては、結局色々な面で自分にストレスが溜まります。
自分を良く見せようとして、意地を張っていると気づいたら、
冷静に自分をよく観察してみましょう。
きっと自信のない自分が見えてくると思います。
何に自信を持ちたいのか、そこから自分を成長させていきましょう。

役に立たないプライドなら思い切って捨ててしまいましょう!
好かれることはあっても嫌われることはありません。
その壁、本当に必要ですか?壁||ョ。・`ω・。)ジィ



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