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認知の歪みの治し方⑧~『感情的決めつけ』 [ストレスを溜めない考え方]


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『感情的決めつけ』とは、自分の感情が現実を反映して、
事実を証明する証拠であるかのうように考えてしまうことです。
感情が事実よりも重要視されるような状態で、
客観的な事実や真偽よりも、自身の感情的な判断が優先されます。




★『感情的決めつけ』による影響

『自分がこう感じているのだから、現実もそうであるに違いない。』
この思考のパターンにはまります。

例えば。
「こんなに不安なんだから、絶対上手くいかない。」
「あの人は気に食わない、だからあの人には価値がない。」
「自分がこんなに相手を好きなんだから、相手も自分を好きに違いない。」

感情はあくまで個人の主観ですが、それを現実としてしまうのです。
個人がそう思う、ではなく、万人がそう思うはずだと認定します。
ある程度までならばむしろ誰しも経験があると思いますが、
感情による一つの判断しかできなかったり、論理的に考えられなかったり、
そういうことが起こってくると、社会生活や人間関係に影響が出てきます。

「あの人は冷たいと思う、だから実際にも冷血な人なのだ。」
と考えてしまえば、その人はただそのとき機嫌が悪かっただけかもしれないのに、
冷たい人と決めつければ、それ以降の人間関係が破綻する可能性もあります。
知らない間に決めつけたり、逆に決めつけられたりしてしまうのです。



★『感情的決めつけ』の和らげ方

あまりにも感情が優先する場合は、ちょっと自分の感情は置いといて、
相手の言葉をしっかり聴き、表情や態度を見て、状況を判断しましょう。
自分の不安や興奮が暴走してしまったときに起こりやすい思考です。
「自分の思い込みかもしれない。」と一呼吸おいてみて、
別の判断基準がないか、色々見てみるようにしましょう。

友達のことを思い浮かべてみてください。
とても仲の良い親友です。

朝、声をかけたが返事が無かった。
⇒あぁ、寝不足で気づかなかったかな、そっとしておこう。

仲が良ければ、その人の態度の理由もなんとなく思い当たります。
昼頃にはけろっとして普通に話せるかもしれません。

朝、声をかけたが返事が無かった。
⇒無視するなんてひどい!とても嫌なヤツだ!

こうはなりませんよね?
大の親友が、これだけで大っ嫌いな人間にはならないと思います。
そんなに仲の良くない人でも、この可能性はある訳です。
気づかなかっただけで、大音量で音楽を聴いていたかもしれません。
考え事に集中し過ぎで気づかなかったのかもしれません。
選択肢はたくさんあるのです。

何か嫌なことがあれば、一気に感情があふれ出すこともあるでしょう。
しかし、そのまま感情にのまれて主観的な結論を出すのではなく、
考えられる理由をいくつかあげて、冷静な気持ちで物事を判断してください。
そうすれば、決めつけて勘違いし、自分を苦しめることも避けられるはずです。





気分は常に移り変わるものです。
また、自分がそう思っていたとしても、人それぞれ感じ方も違います。
あなたがどう思うかは一旦置いておいて、
状況を冷静に見つめるトレーニングをしていきましょう。
そこで同じ思いを抱いていると分かれば、
同じ出来事を楽しめたり感動できたりするということが、
どんなに素晴らしいことが気づくかもしれません。
まずは、落ち着いて♪ヾ(。-ω-`)。o○(レイセイニ。。)


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