買い物依存症にならない買い物でのストレス解消方法

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自分の欲しいものを買うととても嬉しいですよね。
今月ちょっと厳しい・・・というときも、
ウィンドウショッピングだけでも楽しいという方もいます。
その反面、買い物依存症という症精神疾患も存在します。
研究結果なども、買い物でストレス解消はできないというものと、
買い物はストレス解消になるというものがあります。
実際のところ、どちらなのでしょうか？




★ストレスを買い物で発散してはいけない理由

英語圏のビジネス誌『The Atlantic』のサイトで紹介されている、
脳科学者たちの研究成果より。

①幸福感が持続しない
欲しいものを手に入れるまでの期待感と手に入れた満足感は高いのですが、
手に入れてからの幸福感は急降下します。
ものは所有している喜びよりも、獲得する喜びのほうが大きいといいます。
所有すればあって当たり前のものになり、また次のものが欲しくなるのです。

②他人との比較をしてしまう
せっかく新調したバッグでも他人のものと比較してしまうと、
相手の方が高級なものを持っていた場合などは特に、
ネガティブな感情が生まれ、急に自分のバッグが色あせて見えたりします。
また新しいものを欲しいと思う気持ちに拍車をかけます。

③失敗しても学びにならない
買い物で失敗してしまった場合には、“手放す”もしくは“諦める”しかありません。

慢性的なストレスを抱えている人ほど、
簡単に欲求が満たされる方法でストレスを解消しがちです。
買い物では購入時に得られる快感があるので、
ストレスが溜まるとその快感を味わいたくなります。
しかし買い物を続けると必ず欲求不満もさらに訪れます。
ストレスは溜まり欲求は増え続けるのに、「予算」には限度があるからです。





★買い物がストレス解消になる理由

消費者心理に関する学術誌「the Journal of Consumer Psychology」に掲載された、
ミシガン大学の研究者の論文より。

《「不幸感」について》
「不幸感」と「人生は自分でコントロールできないという感覚」は、
非常に強く結びついていると説明しています。
よって、状況を自分自身でコントロールできる買い物は、
不幸感を軽減できるといいます。

《実験》
被験者を実際に購入する「買い物客」と
「ウィンドウショッピング客」の2つのグループに分け、
12点の商品を見せました。
結果、状況をうまくコントロールできていると感じた割合は、
「買い物客」が79％、「ウィンドウショッピング客」は2％。
「買い物客」の不幸度は「ウィンドウショッピング客」の3分の1でした。

他にも類似する研究は行われており、この研究結果に近いものもあります。
たとえばある論文では、買い物は心理状態に持続的にプラスの影響を与えるとし、
自分へのご褒美は、非常に巧妙な動機付けとなると主張しています。




★買い物で上手にストレス解消する方法

①買い物は一人でしよう
友達とのショッピングは楽しいですが、
ストレス解消の為に買い物をするなら一人で行きましょう。
自分の好きなものを自分のタイミングで見て、
本当に他人の意見に惑わされず気に入ったものを買えます。
気を使ってストレスが溜まることもありません。

②イメージが大切！
買い物をするときに想像力を駆使してください。
それを身に着けているときの自分を想像します。
「すごく可愛いね！」と褒められる自分を思い浮かべてください。
買い物の最中が悪いことを思い浮かべず、楽しい・嬉しいことをイメージします。
買い物をして達成感と満足感を得られるのは前述にありますが、
購入後も買い物中に想像した良いイメージを持ち続けることで、
それを身に着けることが楽しくなり、次から次へと物欲が湧くのを抑えます。




自分へのご褒美に、予算を決めて本当に気に入ったものを買いましょう。
それを使用するときに楽しいと感じられるか、それが重要です。
“買う”という行為に集中しないようにしてください。
そのものと一緒に過ごす時間が楽しめるかどうかです。
本当に好きなものを見つけてくださいε=ε=(o ･ω･)oｵｶｲﾓﾉ～♪

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