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大自然の中で癒されたことはありますか?
音楽を聴いて癒されたことはありますか?
音は私たちの感覚に非常に影響力を持っていると言えます。
癒しを持つ音や音楽には、どのような特徴があるのでしょうか?
それをヒントに、音でリラックスする方法を考えていきましょう。
『1/fゆらぎ』
この言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
ピンクノイズとも呼ばれ、自然現象においてしばしば見ることができます。
例えば人の心拍の間隔やろうそくの炎、電車の揺れ、小川のせせらぎ、木漏れ日など。
物性的には金属の抵抗、ネットワーク情報流、蛍の光りなどが例として挙げられます。
この1/fゆらぎになっている音や振動がリラックスすることに効果があると、
最近の研究で実証されるようになってきました。
人間の脳波がリラックスしているときに優位になるα波や、
眼球の動き、心臓の鼓動も1/fゆらぎになっているということがわかってきました。
そのため人間は1/fゆらぎの中に身をおくと心地よくなるということが、
1/fゆらぎが人体に心地よい原理と推測されるようになっています。
1/fゆらぎのある音楽を聞いたり、小川のせせらぎを聞かせると、
人間の脳波がリラックスを示すα波が優位になることが実験で確かめられています。
血圧の高い人は血圧が下がったり、不眠の方は安眠しやすくなるなど、
1/fゆらぎはリラックス効果を高めるといわれています。
●自然音の影響
音の振動を感じているのは、鼓膜だけではありません。
体中の約60兆個もの細胞を振動させ、体中で音の影響を受け取っています。
音は「空気中」よりも「水中」、更に「骨の中」で伝わりやすい性質をもっている為、
約70%が「水分」と「骨」で構成された人体は、想像以上に音の影響を受けています。
つまり、自然音を聴くことは、頭で気持ちよさを感じるだけでなく、
体を構成している細胞の一つひとつまでも癒すことができるのです。
また人は、母親の胎内にいる時から、羊水の音や母親の心音を聴いています。
生まれてからも自然の音を聴いて、お腹の中を思い出し、安心するのだそうです。
大人になっても自然音でリラックスできるのは、
母親の胎内いた時の記憶が思い出されているからかもしれません。
●音楽で癒されるということ
あなたの一番好きな音楽はなんですか?
クラシックなどのゆったりしたものから、ロックなどの勢いのあるものまで、
人によって好きな音楽は様々です。
しかし、好きな音楽が必ずしもリラックスを与えてくれるとは限らないのです。
電子音や激しいリズムの音楽はもちろん、ゆったり流れる音楽でも、
必ずどこかの場面で高揚感や刺激を感じるようにできています。
あなたは気づかないうちに、その高揚感を受け入れることで、
「あ、この曲なんか好き」と感じることができるのです。
つまり、「好き」と反応する音楽は、高揚感や刺激を感じやすい音でもあります。
この音楽を寝室で流してしまうと、音楽に聴き入ってしまったり、
その高揚感を感じとってしまい、リラックスしにくくなってしまうのです。
また、いくらリラックス効果があっても、好きでもない曲を聴くのは苦痛ですよね。
その時の気持ちに合わせて、悲しい曲を聴いてもかまいません。
その曲に合わせて心が解放され、リラックスすることもできるのです。
ゆったりした曲、リラックス効果のある曲の中から自分が好きなものを、
何曲か用意しておいて、毎日聴いては間をあけ、また毎日聴くようにします。
一定期間集中して聴くと効果が高まると言います。
現在では、自然音やヒーリングミュージックの音源はたくさんあります。
アプリなど、タイマー機能や自分で音と音楽を組み合わせられるものもあります。
音や音楽の好みや受ける印象には個人差があるので、
万人にヒーリング効果を及ぼす音楽があるかどうかは分かりません。
『1/fのゆらぎ』を意識して作られたものも発信されていますので、その中からでもかまいません。
自分の感覚を信じて、お気に入りの音や音楽をぜひ見つけてみてくださいO[ -ω - ]O♬”
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2015-07-29 18:29
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